これまでに「Webデザイン」は大きく変化してきましたが、2021年はWebサイトのデザインに新たな革命が起こると言われています。最近の業界トレンドとしては、シンプルさ、視覚的に美しいデザイン、そしてすっきりしたレイアウトが基本になっています。

そのため、古いWebサイトのデザイン変更や新しいWebサイトの構築を考えているのであれば、最新版のトレンドを知っておくべきです。では早速、チェックしてみましょう!

ミニマル・デザイン 

多くの専門家は、2021年のWebデザインのトレンドは「ミニマル・デザイン」が主流になると予測しています。ミニマル・デザインとは、簡単に言うと、企業や個人がクリエイティブでアーティスティックなデザインを作るために、いくつかの重要な要素だけにフォーカスすることです。

いわば、目指すべきは「省略の美」です。ただし、ミニマル・デザインは必ずしもシンプルなものであるべき、という訳ではありません。ミニマリズムでは、Webサイトから不要な要素を取り除くことを推奨しています。

デザインをできるだけミニマルにするには、リソースをもとに、ユーザーに何を見せたいかを決める必要があります。必要な要素をリストアップし、不要な要素は取り除き、色数やフォント数を制限しましょう。

3Dデザイン

「3Dデザイン」もまた、数多くのWebサイトで採用されている新しいデザインです。ユーザーの注目を集め、サイトやブランド、企業との関わりを持たせるため、かなりインパクトのあるデザインです。

現在、3Dデザインが多く活用されているのは、3Dアート制作用の新しいツールが数多く存在するためです。ちなみにこの技は、今後もさらに発展していくと予想されています。

AIやBotの活用

最近では、どこもかしこも、スマホやテレビ、冷蔵庫や照明など、スマート家電やガジェットがいっぱいです。そう、なんとWebサイトもスマート化されているのです。人工知能(AI)や機械学習(ML)、拡張現実(AR)は、使い勝手のいいWebサイト制作にも採用されています。

この技術は、開発者が、検索履歴や人口統計などに基づき、顧客を具体的にターゲットにできるユニークなページ作成にも役立ちます。Webページの未来的な外観によって、訪問者がWebサイトと対話する機会を持てるようなデザインとなります。

大文字のタイポグラフィとビッグデザイン

大文字のタイポグラフィやビッグデザインを採り入れるのは、比較的新しいトレンドです。しかし、こうしたデザイン手法が登場したのには理由があります。例えば、大きなWebデザインはユーザーの注意を引き、さらに興味を引きます。一方で、大文字ロゴは、小さなデザインよりも効率よくブランドのメッセージを伝えることができます。

「第一印象は最後の印象でもある」というセリフに同意する人は多いでしょう。だからこそ、Webサイトの第一印象は、魅力的で、人を惹きつけ、直感的に理解できるものでなければなりません。

画像や動画を背景にして、大文字のビッグロゴを重ねるのもおすすめです。ただし、大きくて太い文字がページレイアウトに収まるよう、コンテンツはメリハリをつけて短くするようにしましょう。

カテゴリー